研究課題/領域番号 |
17K11461
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 京都府立医科大学 |
研究代表者 |
戸田 宗豊 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 特任助教 (30550727)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 角膜内皮細胞 / 再生医療 / 移植・再生医療 |
研究成果の概要 |
細胞の重層化・線維芽細胞様形態への変化を抑えた改変増幅法を確立し、増幅効率を本研究課題開始当初の約1.5倍にまで増加させ、ヒト角膜内皮細胞未分化増殖性亜集団を5週間で約10,000倍まで増幅する増幅工程法を確立した。また、多能性分化細胞の分化誘導に用いられている機能性低分子化合物の混合物を用いた分化誘導前処理により分化誘導効率が上昇することを見出し、分化誘導工程で上記未分化増殖性亜集団を~85%の成熟分化角膜内皮細胞含有率で分化成熟させることに成功した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
一眼から100人水準の増幅であった治験時製法に比べ大幅に増幅効率が改善された。本技術の応用により、Fuchs 角膜ジストロフィー患者を含む300万人以上の潜在患者への適用が可能となり、本邦が世界をリードする革新的角膜移植術である「培養ヒト角膜内皮細胞前房内注入療法」を世界的なレベルにまで発展させることができると期待できる。
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