研究課題/領域番号 |
17K11484
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
白石 敦 愛媛大学, 医学系研究科, 教授 (90314963)
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研究分担者 |
小林 剛 愛媛大学, 医学系研究科, 寄附講座講師 (70380285)
三谷 亜里沙 愛媛大学, 医学部附属病院, 医員 (60648096)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 角膜上皮 / 表皮細胞 / 形質転換 / 角膜輪部 / 角膜 / 再生医療 / 上皮細胞培養 |
研究成果の概要 |
本研究では、マウス表皮sp細胞から角膜上皮様細胞への形質転換の比較検討に利用可能な三次元培養モデルを用いて、表皮sp細胞での角膜上皮分化マーカー遺伝子の発現を定量的に解析出来ることを明らかにした。さらにWnt関連因子を始めとする輪部実質細胞由来因子が角膜上皮細胞への形質転換に及ぼす影響について明らかにするため、輪部実質由来因子のトランスクリプトーム解析を行い、上皮細胞の分化誘導に関与する可能性のある角膜輪部特異的因子の候補遺伝子について解析を進めた結果、候補遺伝子は分泌タンパク質のコード遺伝子(21種)、細胞外マトリクスの構成タンパク質のコード遺伝子(15種)であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は、形質転換および角膜上皮の分化誘導における分子機構の解明を促進し、表皮幹細胞を用いた角膜上皮再生医療の実現に貢献できると考えられる。さらに、人工多能性幹細胞(iPS細胞)等を用いた次世代の再生医療の実現に向けても、本研究で得られる知見が利用可能であり、当分野において多大な貢献ができると考えられる。
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