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ヒトiPS細胞由来網膜色素上皮細胞を用いた脈絡膜再生

研究課題

研究課題/領域番号 17K11498
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 眼科学
研究機関川崎医科大学

研究代表者

鎌尾 浩行  川崎医科大学, 医学部, 講師 (30388946)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
キーワードヒトiPS細胞 / 網膜色素上皮細胞 / 血管内皮細胞 / 脈絡膜再生 / 脈絡膜萎縮
研究成果の概要

日本の主要な失明原因の一つである脈絡膜萎縮に対する治療法はない。これに対して、網膜色素上皮細胞(RPE)と血管内皮細胞(HUVEC)を移植することで脈絡膜の再生が得られるか研究を行った。RPEとHUVECを同時に移植するため、iPS細胞から作製したRPE細胞シートとHUVECを共培養することで、HUVECが接着したiPS-RPE細胞シートを作製することに成功した。しかし、脈絡膜萎縮したウサギ網膜にHUVECが接着したiPS-RPE細胞シートを移植したが、脈絡膜の再生は得られなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

脈絡膜萎縮は日本の主要な失明原因の一つであるにもかかわらず治療法はないため、様々な研究が行われている。これまでに我々はiPS細胞から作製したRPEを加齢黄斑変性患者に移植する臨床研究に成功している。そこで、これまでの研究結果を基にRPEと血管内皮細胞の同時移植を試みた。動物実験においては脈絡膜の再生は得られなかったが、移植片であるHUVECが接着したiPS-RPE細胞シートを作製することに成功したため、脈絡膜萎縮の治療方法の足掛かりになると考える。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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