研究課題
基盤研究(C)
小児悪性軟部腫瘍は予後不良で、新たな治療標的が望まれる。Forkhead box M1 (FOXM1) は、現在主要な悪性腫瘍におけて新たな治療標的として最も注目されている分子の一つである。 我々の過去の研究において、小児悪性軟部腫瘍のうち、横紋筋肉腫と滑膜肉腫においてFOM1抑制が新たな治療選択肢となる可能性を示した。 今回の研究では、悪性ラブドイド腫瘍(malignant rhabdoid tumor; MRT)とFOXM1の関連性について研究した。MRT23例におけるFOXM1発現を評価し、MRT細胞株に対する研究においてもFOXM1は有望な治療標的である可能性が示唆された。
小児悪性軟部腫瘍は予後不良で、新たな治療標的が望まれる。Forkhead box M1 (FOXM1) は、現在新たな治療標的として最も注目されている分子の一つである。小児悪性軟部腫瘍におけるFOXM1の研究報告は少なく、特に多数の臨床検体を用いた研究は近年の我々の研究報告以外に無い。これまでの我々の研究において、小児悪性軟部腫瘍のうち、横紋筋肉腫、滑膜肉腫、悪性ラブドイド腫瘍においてFOXM1が有望な治療標的である可能性が示された。FOXM1と様々ながん腫でにおいても研究が進んでおり、新たな治療法が得られることが期待される。
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