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短期的電気刺激による無細胞化神経への端側神経縫合を用いたシュワン細胞付加の可能性

研究課題

研究課題/領域番号 17K11550
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 形成外科学
研究機関順天堂大学

研究代表者

吉澤 秀和  順天堂大学, 医学部, 非常勤助教 (10512593)

研究分担者 林 礼人  順天堂大学, 医学部, 教授 (10365645)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2019-03-31
研究課題ステータス 中途終了 (2018年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワード端側神経縫合 / 神経再生 / シュワン細胞 / 人工神経 / 短期的神経刺激 / 末梢神経再生 / トランスジェニックマウス
研究実績の概要

我々は幼弱化シュワン細胞が蛍光発色するnestin-GFP mouse を保有し用いることで、Donor 神経に少なくとも軽微な損傷を加えることで多くのシュワン細胞の遊走が無細胞化神経内に観察され、特に移植神経の両側端をDonor 神経へ端側神経縫合を行なった群でさらに豊富なシュワン細胞が短期間に遊走し移植神経全域へ充填することに成功し2016年に報告した。
当施設の遺伝子組み換え動物の研究施設の改修工事が行われることとなり、上記モデルが作成困難な状況となった。そのため、一度繁殖していたマウスを凍結受精卵の状態にする必要に迫られた。また、時期を同じく他施設へ出向となったため、凍結受精卵を孵化させ出向先にて遺伝子改変マウスを飼育する手続きが完了し、元の施設で孵化させ出向先に搬入し研究を開始した。GFP-positiveのmouseの繁殖に時間を要したが、直径1mmのリナーブをDonor神経に端側縫合するモデル作成を開始した。長さを10mm程度として端側縫合モデルの作成を行ったが、リナーブの柔軟性が乏しく両側端を端側縫合することは困難であった。また、繁殖されたGFP-posivite mouseの大腿神経の大きさも細いものが多く、柔軟性の乏しいリナーブとの神経縫合が困難であった。片端を端側神経縫合したモデルを前実験モデルとして数匹作成し、Live imagingでの蛍光発色を確認したが、発色が確認できなかった。さらに、出向先の遺伝子組み換え動物の研究施設の改修工事が決定し、マウスの飼育の継続が困難となった。遺伝子組み換え動物をLive imaging技術を用いて経時的に観察し、シュワン細胞の遊走を観察しているため、相次いでモデル作成の継続困難な状況のため、モデル作成の段階で継続ができない状況が続いた。

報告書

(2件)
  • 2018 実績報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2019-12-27  

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