研究課題/領域番号 |
17K11553
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形成外科学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
田中 一郎 東京歯科大学, 歯学部, 客員教授 (10171737)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 顔面表情運動解析 / 診断・治療支援システム / コンピュータ解析 / 顔面神経麻痺 / オプテイカルフロー / ビデオ撮影画像 / 定量的評価法 / 3次元的表情解析 / 三次元的表情解析 / 定量的評価法、 / 情報システム / 顔面表情運動障害 / ビデオ画像 / 三次元的動的解析 |
研究成果の概要 |
顔面神経麻痺などを原因とした顔表情運動障害に対し、麻痺診断、治療方針や形成再建治療などの手術計画の決定、治療経過や術後評価などの支援などを目的として、「ビデオ画像の三次元的動的表情解析による顔面運動障害の診断・ 治療支援システム」を構築して、この支援システムを臨床に応用し、システムの有効性の検証と改良を行ない、さらには標準的な評価システムとして国内外への普及を行なった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顔面神経麻痺の形成再建手術における手術部位や顔面全体の各種表情運動の定量的評価が得られ、特に微細な動きの表情での有効性が大きい。より細かな患者の訴えに対する客観的な評価が可能となり、また術後の再建状態の変化の経過を簡単に定量的に記録できることで、再建方法の改良や新しい治療法の開発、また治療法の標準化につなげることができる。 年間約1万5000人の顔面神経麻痺患者を対象に診断情報と治療・術後評価を的確に提供できることは、当該分野の発展に大きく寄与し、また患者自身が表情運動の客観情報をモニター画面上で知ることは、自らの意思で正常に近づける働きを喚起する良きフィードバック情報となる点で意義深い。
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