研究課題/領域番号 |
17K11577
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
救急医学
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
深田 光敬 九州大学, 大学病院, 助教 (70795046)
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研究分担者 |
赤星 朋比古 九州大学, 医学研究院, 准教授 (20336019)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 130千円 (直接経費: 100千円、間接経費: 30千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | Sarcopenia / Sudden death / Atrial fibrillation / サルコペニア / 心停止 / 心房細動 / マイオカイン / 心臓病 |
研究成果の概要 |
非外傷性心停止症例において、骨格筋面積から推定されるサルコペニアの有無と24時間後生存が有意に相関した。カテーテルアブレーションを施行された心房細動患者において、大胸筋面積/体表面積は、女性において心房細動の再発率上昇と関連した。心房細動患者を対象に血液中マイオカインを測定し、ソマトメジンCは5m歩行速度と有意に相関したが、年齢が交絡因子と考えられた。Myostatinは年齢補正後も有意に5m歩行速度と関連を認め、心疾患患者におけるサルコペニアのマーカーとして有用と考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
骨格筋量が心停止患者の予後や、心房細動の再発に関わっていた。サルコペニアと心疾患の重篤性に関連があり、骨格筋量を維持することで心臓病の重篤化を防ぐことができる可能性が明らかとなり、その血液マーカーとしてマイオスタチンが有用である可能性が示された。近年、筋肉量を維持することが健康寿命を延長させることがわかってきたが、本研究はその機序を解明する一助となると考えられる。
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