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虚血再灌流起因の急性腎障害に対する水素の予防および治療効果の検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K11587
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 救急医学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

根木 茂雄  和歌山県立医科大学, 医学部, 准教授 (20208284)

研究分担者 重松 隆  和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (30187348)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
キーワード急性腎障害 / 水素 / 虚血再灌流 / ラット / 虚血再灌流障害
研究成果の概要

虚血再灌流(ischemia-reperfusion injury: IRI)による急性腎障害(AKI)に対して水素がAKIを予防・軽減することができるのか, そのメカニズムを解明することが本研究の目的であった。IRI起因のAKIモデルラットを水素を投与する群(水素投与群)と投与しない群(コントロール群)に2群に分けて, IRI前, 24時間後, 48時間後, 72時間後, 7日後のクレアチン値, 尿素窒素(BUN)値を測定した。Cr値, BUN値とも水素投与群がコントロール群に比し, 有意にピーク値(24時間)
が高く, 水素によるAKIに対する腎障害の軽減効果は認められなかった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

水素によるAKIの予防効果や腎障害に対する軽減効果が証明できれば, 臨床において水素を用いてAKIの予防やAKIを発症した患者に対して治療薬として使用できる可能性があり, 予後改善が認められないAKI症例の予後改善につながることが期待できた。しかしながら, 今回の検討では水素によるAKIにおける腎障害の軽減効果は認められず, 水素をAKI患者の治療薬として使用することはできないと結論できる。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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