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TGFベータ/Smadシグナルを標的とした皮膚の瘢痕化の薬物療法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K11588
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 救急医学
研究機関和歌山県立医科大学

研究代表者

木田 真紀  和歌山県立医科大学, 医学部, 博士研究員 (00326381)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
キーワードオステオポンチン / TGFb / 皮膚創傷治癒 / SLAYGLR / 線維化 / 創傷治癒 / osteopontin / skin woiund healing / TGF-b / protein / 皮膚 / TGF-b / シグナル伝達 / 再生医学
研究成果の概要

オステオポンチン(OPN)の構成タンパクSLAYGLRの皮膚の創傷治癒における役割についての研究を行った。OPNノックアウトマウス(KO)のマウス胎児線維芽細胞(MEF)にSLAYGLRを投与するとコラーゲンIa1、TGFbの発現が増強していた。さらにTGFb中和剤、TGFb受容体阻害剤、MAP kinase 阻害剤投与下ではコラーゲンIa1の発現およびRNAレベルでの発現は抑制されていた。SLAYGLR 投与によりJun,p-Junの発現はやや増加していた。以上よりOPNの構成タンパクであるSLAYGLRはTGFb受容体を介してTGFbを制御し、皮膚の創傷治癒に寄与してことが示唆された。

研究成果の学術的意義や社会的意義

皮膚の創傷治癒のメカニズムを解明は、生体防御の面からも美容的面からも社会的に意義がある。今回、オステオポンチン(OPN)の構成蛋白質であるSLAYGLRの皮膚創傷治癒における役割についての研究を行った。OPNノックアウトマウス(KO)の胎児線維芽細胞(MEF)を使用した研究ではTGFb1の作用を増強させていた。さらにTGFb中和抗体、TGFb受容体阻害薬、MAP kinase阻害薬によりSLAYGLRの効果は抑制されていた。SLAYGLRはTGFb受容体を介して、TGFbの制御しており、皮膚の創傷治癒に寄与する蛋白質であることが示唆された。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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