研究課題/領域番号 |
17K11615
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
形態系基礎歯科学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
田端 厚之 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 講師 (10432767)
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研究分担者 |
友安 俊文 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 准教授 (20323404)
長宗 秀明 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(生物資源産業学域), 教授 (40189163)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アンギノーサス群レンサ球菌 / Streptococcus anginosus / β溶血 / ストレプトリジンS / 可動性遺伝因子 / プラスミド / Toxin-antitoxin system / ファージ / アンギノーサス群連鎖球菌 / 口腔細菌学 |
研究成果の概要 |
本研究は、ペプチド毒素であるストレプトリジンSを産生して細胞障害性を示すヒト口腔内常在性の日和見病原菌であるStreptococcus anginosus subsp. anginosusを対象として、細菌の病原性や薬剤耐性などの重要な特性を規定する一要因となるプラスミドやバクテリオファージのような可動性遺伝因子の存在とその機能を明らかにすることを目的として行った。その結果、本菌種においてプラスミドと溶原ファージの存在を初めて確認し、それらの塩基配列情報に基づいた分子特性を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、ヒト口腔に常在するレンサ球菌であるStreptococcus anginosus subsp. anginosusの中に、可動性遺伝因子であるプラスミドや溶原ファージを保有する株が存在していることを明らかにした。細菌は、可動性遺伝子因子の獲得によって表現型が変化する可能性があり、ヒト口腔内に常在する日和見病原菌である本菌種において可動性遺伝因子の存在が確認されたことは、本菌の潜在的な病原性を議論する上で、また適切なオーラルケアを啓蒙する上でも、重要な知見であると考える。
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