研究課題/領域番号 |
17K11668
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
中山 真彰 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (10579105)
|
研究分担者 |
大森 一弘 岡山大学, 大学病院, 講師 (20549860)
後藤 和義 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (20626593)
大原 直也 岡山大学, 医歯薬学域, 教授 (70223930)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | 歯周病菌 / 歯周炎 / ジンジパイン / 炎症応答 / 細胞内シグナル伝達 / 歯周病細菌 / COX-2 / 細胞内カルシウム / 歯周病 / プロスタグランジン / シクロオキシゲナーゼ-2 / 炎症 / Porphyromonas gingivalis / 歯周組織の炎症 / 細胞応答 / 歯周病原細菌 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,「歯周病原細菌と宿主細胞間で起こる感染現象の分子基盤を細胞・分子生物学的アプローチにより構築し,歯周病菌が産生する病原性プロテ アーゼの機能解析を行ない、歯周病の発症機序を解明する」ことである。ジンジパインによるCOX-2発現の分子機序について宿主細胞応答を調べたとこ ろ、ERKとIKKの2つのシグナル伝達経路の活性化とそれぞれ転写因子c-Jun/c-FosとNF-kBp65の活性化が重要であることを示し、またセカンドメッセンジャーである細胞内カルシウムの関与を見出した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は歯周病細菌が産生するプロテアーゼが炎症を誘導する因子であることを示す研究である。それを明らかにできれば、プロテアーゼを産生する口腔細菌が歯周病に関与する重要な細菌であることがわかり、プロテアーゼ産生細菌を増やさないようにすることが歯周病予防に努める指標となると思われる。
|