研究課題/領域番号 |
17K11687
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
病態科学系歯学・歯科放射線学
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研究機関 | 日本歯科大学 |
研究代表者 |
岩田 洋 日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (40328860)
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研究分担者 |
井出 吉昭 日本歯科大学, 生命歯学部, 准教授 (70409225)
深田 哲也 日本歯科大学, 生命歯学部, 助教 (20386254)
中原 貴 日本歯科大学, 生命歯学部, 教授 (10366768)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 放射線被爆 / 歯胚 / 歯胚発生 / 放射線被曝 / 放射線治療 / 小児白血病 / 歯冠 / 放射線 / マウス / 発生 |
研究成果の概要 |
放射線被曝による歯冠形成障害のメカニズムを解明することを想定し、歯冠形成期にあたる胎生期マウスにエックス線照射可能な実験モデルの開発を目指し、その検討を行った。妊娠マウスへの腹部に局所照射する方法(in vivo)、妊娠マウスの子宮から胎仔を一時的に取り出して照射して母体に戻す方法(in vivo)、照射した歯胚を器官培養する方法(in vitro)をそれぞれ検討した。 in vivoの方法は、母体や胎仔のダメージや実験手技によるコントロールのばらつきが多く、本研究には器官培養法による照射実験が適していると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小児期の放射線被曝は矮小歯、エナメル質減形成、歯胚の無形成(石灰化不全)などが生じると報告されている。今までに実験動物を扱い、放射線が歯の発生に与える影響について報告されているが、歯の形成障害のメカニズムを解明したものではない。 本研究では、放射線被曝による歯冠形成障害のメカニズムを明らかにすることを目指し、その実験モデルの開発を行う。本研究を行うことにより、放射線被曝による歯胚形成障害の予防法や治療法の開発に寄与できると考える。
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