研究課題/領域番号 |
17K11715
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 松本歯科大学 (2019) 東京歯科大学 (2017-2018) |
研究代表者 |
亀山 敦史 松本歯科大学, 歯学部, 教授 (60338853)
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研究分担者 |
春山 亜貴子 東京歯科大学, 歯学部, 講師 (30385174)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 親水化処理 / CAD/CAM / メタルフリー / 接着阻害 / 重合阻害 / 保全 / メタルフリー修復 / 知覚過敏抑制 / PMTC / メインテナンス / 仮封材 / 接着阻害因子 / 重合阻害因子 / メタルフリーレストレーション / 咬合ストレス / 補強裏層 |
研究成果の概要 |
本研究では,メタルフリー修復という新たな歯科臨床の潮流を踏まえ,そこで今後起こりうる問題を主に材料学的因子から推測し,その予知性と永続性の向上を図る試みについて検討した.その結果,CAD/CAMセラミックブロックの被着面に対して大気圧プラズマや紫外線照射を行うことで親水化を向上することが可能となった.また,ボンディングレジンの溶媒成分残存が硬化体の物性低下をもたらすことが示唆された.さらに,レジンコーティング法の応用にあたってのシラン処理の有効性はコーティング材料に依存することを示した.修復後のPMTCでは,その方法が表面性状に悪影響を与えることを示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,特に前歯部,臼歯部へのメタルフリー修復にかかわる様々な問題点を提示し,その対処法を検討することで現代の患者ニーズにマッチした,より満足度の高い修復治療を実現するための材料学的,あるいは技術的なアプローチについて,その効果を検証したものである.我々が得た研究成果は,予知性や永続性に与える因子を明らかにし,ひいては患者信頼性の向上に寄与できるものであると考えられる.
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