研究課題/領域番号 |
17K11732
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
保存治療系歯学
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研究機関 | 日本歯科大学新潟短期大学 |
研究代表者 |
宮崎 晶子 日本歯科大学新潟短期大学, その他部局等, 准教授 (50240271)
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研究分担者 |
佐藤 治美 日本歯科大学新潟短期大学, その他部局等, 准教授 (60269553)
佐藤 律子 日本歯科大学新潟短期大学, その他部局等, 准教授 (50178787)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 眼球運動 / 視知覚 / 歯科衛生士教育 / デモンストレーション / 学習効率 / ヒューマンエラー / ラバーダム防湿法 / 成績 / 器具の受け渡し / ラバーダム防湿 / 歯科診療補助 |
研究成果の概要 |
歯科衛生士教育の実技指導について,デモンストレーションを実験モデルとして眼球運動の軌跡を解析することで,学生の成績別視知覚パターンを分析し,効率的な学習法を検討した。その結果,少人数でのデモでは希望する位置に立つことができない学生や,見るポイントが分らず視線の移動回数が多くなり実技試験に時間のかかる成績下位の学生を抽出できた。以上のことから,学習効果をあげるには立ち位置や見るポイント等,具体的な指示・指導が重要であり,学習内容が定着したか客観的に評価するには眼球運動の分析が学生指導に有効であることが分かった.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では客観性の高い眼球運動の測定を行い,視知覚パターンと成績や実技試験の正解率から学生の評価とその学習方法自体の評価を行う。そのため,学習方法の評価が難しいデモンストレーションについて,学生の視知覚パターンから提示の仕方や学生の立ち位置を考察できる。学習効果の高いデモンストレーションは歯科衛生士養成機関では必要不可欠の教育方法であり,見方や技術指導によって変化した認知パターンを解析すれば効率的な学習法を確立でき,歯科衛生士教育おいて非常に意義深いと考える。
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