研究課題/領域番号 |
17K11746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
和田 誠大 大阪大学, 歯学部附属病院, 講師 (20452451)
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研究分担者 |
奥野 幾久 大阪大学, 歯学研究科, 招へい教員 (30362677)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | インプラント / 口腔機能 / 栄養摂取 / インプラント治療 |
研究成果の概要 |
固定性インプラント補綴装置装着あるいは可撤性インプラント補綴装置装着患者では術前と比較し,咬合力,咀嚼能率が大きく上昇した.また栄養摂取においても改善傾向を認めた.加えて,取り外し式インプラント補綴装置を装着した患者においても同様に,咬合力の増加ならびに咀嚼能率の向上,栄養摂取状況の改善を認めた.ただし縦断調査において,固定性インプラント補綴装置ならびに可撤性インプラント補綴装置を装着した患者ともに,栄養摂取状況は術前の摂取割合に戻る傾向が認められた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食べることは楽しみや生きがいであり,健康を維持するためにも非常に重要である.そして我々歯科医師は,補綴治療によりこれら機能の維持・改善を目的のひとつとしている.ただし多様な治療方法がある中で,インプラント治療の効果に関しては,可撤性義歯など他の補綴方法との比較や主観的評価に基づいた満足度評価に関することが多く,その他の口腔機能などを加味した比較評価は少ない.本研究によりインプラントを用いた治療は,口腔機能,咀嚼機能ならびに栄養摂取に対して有用な治療方法であることが示された.
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