研究課題/領域番号 |
17K11754
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
竹内 祐子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (80457316)
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研究分担者 |
市川 哲雄 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90193432)
尾崎 和美 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (90214121)
白山 靖彦 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (40434542)
吉岡 昌美 徳島文理大学, 保健福祉学部, 教授 (90243708)
柳沢 志津子 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 講師 (10350927)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ミールラウンド / 口腔機能管理 / 口腔機能 / 高齢者福祉施設 / リハビリテーション / 食事支援 / 施設利用者 / 摂食嚥下 / 経口維持・経口移行データベースシステム / ミールラウンド電子化 / 口腔ケア / 最大開口度 / MAST / ミールラウンドシステムプログラム / 評価項目 / 情報共有 / 歯学 |
研究成果の概要 |
高齢者福祉施設における利用者の食事機能評価は、施設ごとに独自の評価指標を用いて、食事支援業務の中で常時行われており、職員はそれぞれの専門領域に特化した役割があることが分かった。これら食事機能評価の実態を参考に、施設利用者の食支援に必要な情報とそのアルゴリズムを明確にし、支援記録までの導出ロジックを整理して、新たなクラウド型データベースシステム(MeRoD)の構築を進めた。高齢者福祉施設でMeRoDを用いた口腔機能管理、および食事前の健口体操を行い、利用者の口腔機能について1年間の変化を追跡したところ、最大開口度とMWSTに機能低下が確認されたが、それ以外の項目には有意な変化はみられなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MeRoDが普及し、多施設の協力によって蓄積される症例データ”を、他分野のビッグデータの利用方法と同様、摂食・嚥下障害や栄養ケアに関連する分野のコホート研究に利用でき、当該分野の新たなエビデンスの創出と関連職種の教育・臨床の発展に寄与する。介護現場にMeRoDを導入することで、施設職員は担当する利用者の経口維持/経口移行の取り組みを容易に振り返ることができ、結果として施設職員の“食”介護に関するスキルのボトムアップと同時に施設利用者の“食”のQOL向上、栄養状態の改善、フレイルティ予防が期待できる。
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