研究課題/領域番号 |
17K11764
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
田中 晋平 昭和大学, 歯学部, 准教授 (40365705)
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研究分担者 |
高場 雅之 昭和大学, 歯学部, 講師 (30384192)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | クラウン・ブリッジ / デジタルデンティストリー / 口腔内スキャナー / デジタル印象法 / 咬合採得 / デジタル・デンティストリー / CAD/CAM / 咬合接触 / 光学印象 / 顎機能運動 |
研究成果の概要 |
本研究では光学印象法と従来法における,上下顎顎間関係再現の精度を検証した.その結果,口腔内スキャナーを用いた光学印象法は,石膏模型とデスクトップスキャナーを利用した従来法と比較して優位に顎間関係の再現精度が優れる結果となった.以上より,光学印象法は従来法と比較して,材料因子や生体因子に起因する影響を受けにくく,顎間関係再現の精度に優れる可能性が示唆された.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
顎間関係を正確に再現することは,歯列の印象から石膏模型並びに三次元形態データとして正確に再現する事と同等以上に,歯冠補綴装置を製作する上で非常に重要であると考えられるが,口腔内スキャナーによって得られた印象データの精度については多数の報告がある一方で,顎間関係記録に関する報告はほとんど存在しない. 本研究の結果より,口腔内スキャナーで撮影された顎間関係のデジタルスキャンは、シリコン印象材や石膏模型を用いた従来法よりも高い精度を有していることが示された.
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