研究課題/領域番号 |
17K11773
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
上野 俊明 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (30292981)
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研究分担者 |
和田 敬広 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (10632317)
中禮 宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (50431945)
林 海里 東京医科歯科大学, 歯学部附属病院, 特任助教 (30803192)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マウスガード / ウェアラブルセンサ / 咬合力 / フォースセンサ / 頭部加速度 |
研究成果の概要 |
運動時の咬みしめをモニタリングするためにMG中にフォースセンサを内蔵したMG型ウェアラブルセンサの開発を目的とした。センサ応答は70Nまで直線的に増加することを確認した。フォースセンサを内蔵したMGセンサを作製し、4種類の咬合試験(クレンチング、タッピング、顎運動、グラインディング)およびサイクルエルゴメーターを用いて運動中の咬合状態のモニタリングを行った。咬合試験において、MGセンサは咬合力を検出できるとともに、十分な時間分解能を持っていた。またセンサの応答はセンサ配置や歯列に依存し、ビデオモーション解析の結果と一致した。運動負荷試験でも咬みしめが検出でき、MGセンサの有効性が確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
運動時の咬みしめは、スポーツパフォーマンスや健康にとって重要である。口腔内の状態をモニタリングするためのマウスガード(MG)型ウェアラブルデバイスが研究されてきたが、新たに、開発したMG型ウェアラブルセンサは、咬みしめのタイミングや時間、運動中の咬みしめの強度をモニタリングするのに有用であった。 従来の筋電図活動(EMG)によるモニタリングに替わり、あるいは同時にモニタリングをすることで、運動時のスキルレベルに応じた咬みしめの傾向やタイミングなどを把握することでパフォーマンス向上の一助も期待される。
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