研究課題/領域番号 |
17K11774
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
|
研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
中禮 宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 助教 (50431945)
|
研究分担者 |
上野 俊明 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 准教授 (30292981)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
|
キーワード | マウスガード / ガラス繊維強化 / 緩衝空間 / 口腔外傷予防 / 高機能化 / ガラス繊維強化プラスチック |
研究成果の概要 |
口腔外傷に対する防護装置であるマウスガード(MG)の高機能化において、ガラス繊維強化型MG材料の使用と緩衝空間の設定により、衝撃伝播が効果的に緩やかなものとなり、衝撃強さによりその効果特性が異なる結果が示された示唆された.さらに、臨床的なMGの構造試験より、ガラス繊維強化型MGは衝撃伝搬の遅延効果よりも,広範囲への分散効果が高いことが認められ、緩衝空間の設定により,衝撃分散効果の相乗的な更なる向上が認められた. ガラス繊維強化型MGの臨床応用にあたっては想定される衝撃に応じた緩衝空間の広さ設定を検討することが必要で、想定される衝撃に見合った設計デザインを付与することが重要と考えられた.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究により、「ガラス繊維強化材料被覆範囲」や「緩衝空間設定範囲」に関する基本的な考え方が明らかとなったことで、さまざまな道具を使用するスポーツ各々における至適の高機能化の方向性を示せ、応用範囲の拡大も推進できると考えられる. 口腔外傷に対する防護装置であるマウスガード(MG)の高機能化は、「ガラス繊維強化材料被覆」や「緩衝空間設定」により、さらに進むことが期待される.
|