研究課題/領域番号 |
17K11784
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 東京歯科大学 |
研究代表者 |
服部 雅之 東京歯科大学, 歯学部, 教授 (10307390)
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研究分担者 |
染屋 智子 東京歯科大学, 歯学部, 助教 (60801470)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 歯科医療技術 / 歯科用金属 / チタン / コバルトクロム合金 / 適合精度 / 三次元造形 / 積層造形 / コバルトクロム / 三次元造形技術 / 歯学 |
研究成果の概要 |
積層造形技術による金属粉末の三次元造形法が産業界では普及しているが、歯科医療への応用においては、金属材料の選別、造形物の物性や寸法精度など検討すべき課題が多い。本研究は、新たな歯科医療技術に適合した金属材料による加工技術を構築することを目的としている。2種金属(コバルトクロム合金、チタン合金)について諸物性の評価、歯冠形状を模した造形試験および造形条件の最適化を試みた。いずれの合金においても、従来の鋳造法により製作したものと積層造形で製作したものでは機械的強度は異なる傾向を示した。また積層造形法では5条件の造形条件を試み、機械的性質を変化させることなく、寸法精度を制御することが可能となった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
歯科領域における種々材料の成形加工法は、近年のCAD/CAM技術の発展によって劇的に変化しつつあるが、金属材料は未だその域に到達していない。積層造形技術による金属粉末の三次元造形法が産業界では普及しているが、歯科医療への応用においては、金属材料の選別、造形物の物性、寸法精度など検討すべき問題点も多く、それらを改善することが課題とされている。これらの成果はクラウン形状の歯冠補綴装置製作の将来に前向きな示唆を与えるものであり、社会的意義は極めて大きい。
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