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アパタイト光触媒配合歯磨剤を用いたホワイトニングシステムの構築

研究課題

研究課題/領域番号 17K11789
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 補綴・理工系歯学
研究機関朝日大学

研究代表者

亀水 秀男  朝日大学, 歯学部, 教授 (00152877)

研究分担者 平田 健一  朝日大学, その他部局等, 教授 (80165175)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
キーワードホワイトニング / 歯磨剤 / ブラッシング / 光触媒 / アパタイト / 光活性能 / 音波振動ブラシ / LED光照射器 / ハイドロキシアパタイト
研究成果の概要

この研究では,アパタイト光触媒を配合した歯磨剤とLED内蔵の音波振動歯ブラシによるホワイトニング効果について,HAP焼結体着色モデルを使って検討した. 試料表面に試作ペーストを塗布し,その後,LED照射下で音波ブラッシングを行った. 色彩の変化は,Lab表色系システムを用いて評価した. LED照射下ですべてのL*値,b*,色差が変化した. アパタイト光触媒の配合量が多い場合とノーマルモードの音波振動の両方で,高いホワイトニング効果が観察された. したがって,これらの結果から,アパタイト光触媒配合歯磨剤はLED内蔵歯ブラシを使用することで着色歯のホワイトニングが可能であることが示唆された.

研究成果の学術的意義や社会的意義

現在,歯のホワイトニングは,診療室での処理や歯科医院処方によるホームブリーチング等で行われている.これらは,時間的にも制約され,器材器具も特殊である.この研究では,ホワイトニング用歯磨剤の開発とブラッシングによるホワイトニングシステムの構築によって,ホワイトニング自体が汎用的に,日常のブラッシングによっても実現できる.そして,歯磨剤に配合するアパタイト光触媒は,光触媒活性能を有するだけでなく,生体材料(代替材料)としての機能と吸着性の高い性質を合わせ持った多機能性材料でもある.この特性を臨床的に応用することは,歯のホワイトニングだけではなく,広範囲に応用展開できると考えられる.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件) 産業財産権 (1件)

  • [学会発表] アパタイト光触媒配合歯磨剤のホワイトニング効果2018

    • 著者名/発表者名
      亀水秀男
    • 学会等名
      日本歯科色彩学会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書
  • [産業財産権] 歯牙用漂白剤組成及び歯牙の漂白方法2018

    • 発明者名
      亀水秀男
    • 権利者名
      朝日大学
    • 産業財産権種類
      特許
    • 出願年月日
      2018
    • 取得年月日
      2018
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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