研究課題/領域番号 |
17K11792
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
補綴・理工系歯学
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研究機関 | 福岡歯科大学 |
研究代表者 |
城戸 寛史 福岡歯科大学, 口腔歯学部, 教授 (90169897)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | インプラント / AMPキナーゼ活性 / 骨結合 / 骨芽細胞 / 分化 / 石灰化 / AMPキナーゼ / 咀嚼筋活動 / オッセオインテグレーション / プラスチックインプラント / チタンコーティング / 動物実験 / 組織形態学的研究 / 形態組織学的研究 / AMPK / キナーゼ活性 / 咀嚼運動 |
研究成果の概要 |
AICARのインプラントの骨結合強化におよぼす影響を検討した。チタンプレート上でosteoblast-like cell MC3T3-E1を培養した。①通常培養群、②石灰化誘導群、③石灰化誘導+AMPK活性化群についてday0,7,14,21,でサンプルを回収した。結果:day7で石灰化誘導+AMPK活性化群におけるALPの発現量は他2群と比較して有意に増加していた。また、osterixの遺伝子発現量はday21において石灰化誘導+AMPK活性化群は他2群と比較して有意に増加していた。さらに、ALP活性はday7,14で石灰化誘導+AMPK活性化群群は他群より有意に増加していた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では咀嚼筋の活動によって引き起こされるAMPキナーゼ活性がチタン製の歯科インプラントと骨の結合を強化することを証明しようとしたものである。チタン版上で骨芽細胞を培養し、通常の培養と骨分化誘導を行ったものと、AMPキナーゼの活性処理を行ったものを比較したところ、AMPキナーゼ活性を誘導した群で、骨芽細胞の分化が誘導された。このことから、AMPキナーゼが活性される条件下で、インプラントと骨の結合が強化されることが示唆された。
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