研究課題/領域番号 |
17K11794
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
堀内 留美 北海道大学, 大学病院, 助教 (10374274)
|
研究分担者 |
横山 敦郎 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (20210627)
堀内 正隆 北海道医療大学, 薬学部, 准教授 (90322825)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
|
キーワード | オッセオインテグレーション / インプラント周囲炎 / チタン / 歯科 / 生体材料 / 遺伝子 / 蛋白質 |
研究成果の概要 |
インプラント周囲炎の進行により喪失したオッセオインテグレーションを再獲得し、周囲骨の再生を目指すのは、インプラント臨床において重要な課題である。我々は、これまでにインプラント埋入初期の微小動揺により変動する遺伝子を複数同定している。 本研究では、これら変動の大きい遺伝子それぞれの翻訳産物の骨形成への影響について、まずはin vitroでの検証を行った。その結果、オッセオインテグレーション獲得群に有意に発現しているDmp1の添加はオッセオインテグレーションに影響を与えることが示唆された。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果に基づいて開発される医薬品は、学術的なエビデンスに基づいており、安全でより確実な次世代のインプラント治療へと発展的につながることが期待される。インプラント周囲炎の重症化で骨結合を喪失し、現在ならばインプラント体の除去を検討しなければならないような臨床的に厳しい状況においても、オッセオインテグレーションを再び獲得できるようになることが予想される。
|