研究課題/領域番号 |
17K11806
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
歯科医用工学・再生歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山本 耕平 長崎大学, 病院(歯学系), 医員 (20756407)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2018年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 魚由来コラーゲン / 歯髄幹細胞 / フィッシュコラーゲン / 歯髄再生 / 魚コラーゲン / メンブレン |
研究成果の概要 |
人獣共通感染症への可能性のない魚由来タイプⅠコラーゲン(fish typeⅠatelo collagen:FAC )を足場材として応用するため検討を重ねてきた。本研究では、FACの安全試験と合わせて魚由来コラーゲンの足場材としての安全性並びに有効性をイヌの歯を使って非臨床試験として評価した。 ウイルス否定試験は陰性であった。エンドトキシン残量、細胞毒性、感作性、染色体異常、皮内刺激、急性全身毒性、発熱性、溶血性に関するISO規格試験も、すべて基準値以内であった。臨床等級のFACを使用したイヌの歯髄再生に関する本所見では、新生した歯髄組織に拒絶反応は認めなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人獣共通感染症への可能性のない魚由来タイプⅠコラーゲン(fish typeⅠatelo collagen:FAC )を足場材として応用するため検討を重ねてきた。臨床等級のFACを使用したイヌの歯髄再生に関する本所見では、新生した歯髄組織に拒絶反応は認めなかった。 これはFACの大動物への応用の安全性と有効性を証明した最初の報告であり足場材として哺乳類由来のコラーゲンの代替材料として有用であることを示唆した。
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