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骨増生に最適な硬度を付与した多孔性三次元配向性コラーゲンマテリアルの開発

研究課題

研究課題/領域番号 17K11811
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 歯科医用工学・再生歯学
研究機関日本大学

研究代表者

池田 貴之  日本大学, 歯学部, 講師 (30366603)

研究分担者 塩田 洋平  日本大学, 歯学部, 専修医 (00508624)
成田 達哉  日本大学, 歯学部, 助教 (50508629)
本田 雅規  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (70361623)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
キーワード三次元配向性コラーゲン / 骨増生担体 / 骨増生 / 骨造成 / 立方体のコラーゲンマテリアル / 垂直的骨造成 / コラーゲンマテリアル
研究成果の概要

コラーゲンシームレスチューブとコラーゲンシートを組み合わせた円柱状の三次元配向性コラーゲンマテリアルを製作した。この担体の細胞接着は対照群よりも高い値を示した。ALP活性においては総数では高い値を示すが、細胞単位では対照群と同程度となった。ラット大腿骨に製作した担体を垂直に埋入した。埋入後大腿骨を摘出し非脱灰切片としVillanuevaGoldner(VG)染色を行った。染色結果から対照群と比較し骨断面が広いため皮質骨の厚さは薄くなるが骨量自体は増加しており、骨梁の伸展も広く長く認められた。製作した三次元配向性コラーゲンマテリアルの骨増生能から、骨増生に有用な材料であるため、特許申請を行った。

研究成果の学術的意義や社会的意義

3次元配向性コラーゲンマテリアルは医科では実験的に用いられているが、歯科で応用されたという事例は無い。開発した3次元配向性コラーゲンマテリアルは生体に多く含まれるコラーゲンのみで構成されているため、生体に対する為害性が少なく、この担体を用いて随意方向への歯槽骨再生を可能にすることは学術的な意義が高い。さらに、この技術の成就は、コラーゲンのみで構成されているため安価であり、他の骨増生担体と比較して扱いやすい形状をしているため、術者を選ばずに安全に骨増生を可能にする。インプラントの適用範囲の拡大や予後の向上につながり、患者のQOLを向上させることができることから社会的な意義も大きいと考える。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2020 2018

すべて 学会発表 (1件) (うち国際学会 1件) 産業財産権 (1件)

  • [学会発表] In vitro effect of Cylindrical 3D oriented collagen scaffold2018

    • 著者名/発表者名
      T.IKEDA, T.NARITA, Y.SHIODA,Y.ISOBE, M.YAMAGUCHI, M.HONDA
    • 学会等名
      第47回 AADR
    • 関連する報告書
      2017 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [産業財産権] 骨増生用担体2020

    • 発明者名
      池田貴之、本田雅規、磯部仁博、佐久太郎、磯部峻興
    • 権利者名
      日本大学
    • 産業財産権種類
      特許
    • 産業財産権番号
      2020-074322
    • 出願年月日
      2020
    • 関連する報告書
      2020 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-12-28  

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