研究課題/領域番号 |
17K11825
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
遊佐 和之 山形大学, 医学部, 助教 (80636960)
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研究分担者 |
福田 雅幸 秋田大学, 医学部附属病院, 准教授 (20272049)
飯野 光喜 山形大学, 医学部, 教授 (50212717)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 骨再生 / 薬剤関連顎骨壊死 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / 分子生物学 |
研究成果の概要 |
本研究では薬剤関連顎骨壊死(MRONJ)の病態生理の解明および申請者がこれまで報告してきた骨再生に関する技術をMRONJモデルに応用することで治療効果を判定することを目的とする。ゾレドロン酸(Zol)およびメカニカルストレスを付与した骨芽細胞をin vitro MRONJモデルとして、細胞生存率、リアルタイムPCR、アリザリンレッドS染色を行った所、細胞生存および骨芽細胞分化が著しく減弱する事が確認された。一方、これらの細胞は歯髄幹細胞および亜鉛徐放性チタンスキャフォールドにより骨芽細胞分化が回復される事が確認され、MRONJ治療への応用の可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
MRONJ罹患骨においては、投与薬剤による骨芽細胞分化、RANKL/OPGを介した破骨細胞分化および骨リモデリングの抑制が病態形成に大きく影響している事が報告されており、本研究より得られた、骨の再生医学的アプローチによる骨芽細胞分化促進および骨リモデリングの回復という結果がMRONJの根治的治療に繋がることが想定された。
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