研究課題/領域番号 |
17K11847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
岩竹 真弓 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 技術職員 (40624614)
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研究分担者 |
住田 吉慶 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (50456654)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 臍帯MSC / 骨再生 / 臍帯由来間葉系幹細胞 / 骨芽細胞分化 / 臍帯 / 間葉系幹細胞 |
研究成果の概要 |
臍帯MSCは採取が非侵襲的であり未分化度の高いMSCが得られるという特徴があるものの、他の組織から単離されたMSCよりも骨分化誘導に時間を要し、Alkaline Phosphatase (ALP)活性も低く、その分化機構についても不明な点が多い。本研究では、最適な培養系を探索するため、細胞の増殖、分化を促進するI型コラーゲンに着目し、マトリックス培養を行った。その結果、ゲル上培養において顕著な骨芽細胞分化マーカーの発現上昇が観察された。したがって、臍帯MSCは骨芽細胞分化能を充分に有し、コラーゲン培養が臍帯MSCの骨芽細胞分化に促進的に作用することが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は将来の標準治療となる方法の開発を目指しており、従来多く用いられている骨髄由来MSCによる骨再生法に比べて、侵襲が少なく、治療期間の短縮や、感染などのリスクも減らすことができる。また自家細胞製品は完全オーダーメイド製品であるため高コストになりがちであるが、臍帯MSCは現在、バンクへのストックが進められているため、製造段階のスケールを大きくすることで製造コストを抑えられると予想される。よって将来的には安価で効果の高い安全な骨再生医療が実現すると考えている。
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