研究課題
基盤研究(C)
腫瘍随伴性天疱瘡は天疱瘡の亜型であり、全例において極めて重篤な難治性の口腔粘膜症状を呈し致死率が高い疾患である。その発症機序には尋常性天疱瘡同様の液性免疫に加えて、細胞性免疫により重篤な表現型が誘導されると考えられる。腫瘍随伴性天疱瘡では尋常性天疱瘡で認められる抗デスモグレイン自己抗体が病態形成に深く関与していると考えられるが、その病原性の詳細は未だ明らかにされていない。そこで本研究では腫瘍随伴性天疱瘡における自己抗体の病原性、臨床において治療評価を含めた有用な検査法を検討した。
腫瘍随伴性天疱瘡は非常に難治性で致死率の高い自己免疫性の水曜形成疾患である。同様の疾患である尋常性天疱瘡と同様に、皮膚と粘膜に重篤な症状を呈するため著しく患者の生活の質が低下する。そこで本研究ではこれまでに尋常性天疱瘡の研究で用いられた知見を基に腫瘍随伴性天疱瘡の疾患の成り立ちを解明するために、疾患の主な成り立ちに関与すると考えられるタンパク質(自己抗体)の病原性を詳細に検討した。これらの結果は天疱瘡以外の難治性口腔粘膜疾患の病態解明にも有用であると考えられた。
すべて 2020 2019 2018 2017
すべて 雑誌論文 (18件) (うち国際共著 3件、 査読あり 13件、 オープンアクセス 11件) 学会発表 (24件) (うち国際学会 3件、 招待講演 1件) 図書 (6件)
Annals of the Rheumatic Diseases
巻: 80 号: 5 ページ: 651-659
10.1136/annrheumdis-2020-218881
International Journal of Rheumatic Diseases
巻: 23 号: 8 ページ: 1024-1029
10.1111/1756-185x.13895
巻: 79 号: 1 ページ: 150-158
10.1136/annrheumdis-2019-215862
日本口腔内科学会雑誌
巻: 25 号: 1 ページ: 25-30
10.6014/jjsom.25.25
130007777744
巻: 25 ページ: 44-50
130007866859
巻: 25 ページ: 37-43
130007866863
clinical neuroscience
巻: 37 ページ: 598-602
神歯会報
巻: 14 ページ: 10-17
巻: 24 ページ: 41-45
診断と治療
巻: 108 ページ: 1235-1240
薬局
巻: 69 ページ: 322-326
Ann Rheum Dis
巻: 76 号: 8 ページ: 1458-1466
10.1136/annrheumdis-2016-210788
Odontology
巻: 105 号: 2 ページ: 262-266
10.1007/s10266-016-0255-4
Ann Hematol
巻: 96 号: 7 ページ: 1221-1222
10.1007/s00277-017-3008-8
巻: 23 ページ: 1-8
130006295401
日本口腔外科学会雑誌
巻: 63 ページ: 661-665
130006386539
巻: 23 ページ: 84-89
130006314864
depression journal
巻: 5 ページ: 18-21