研究課題/領域番号 |
17K11864
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
窪 寛仁 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (70388362)
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研究分担者 |
橋本 典也 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (20228430)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 脂肪由来脱分化脂肪細胞 / 脱分化脂肪細胞 |
研究成果の概要 |
われわれは骨髄由来間葉系幹細胞に代わるドナー細胞として、より低侵襲で多数の細胞を採取できる脂肪由来脱分化脂肪(DFAT)細胞に着目して、これまで研究した。今回、活性化多血小板血漿(aPRP)と組み合わせた細胞増殖率、骨芽細胞分化能、骨再生能力を評価した。aPRPを添加することで増殖率は上昇し、骨芽細胞分化を促進した。また、ラット頭蓋骨骨欠損モデルで骨再生能も上昇した。今回の結果より、DFATsにaPRPを併用することで有効な骨の再生が可能であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
PRPを成長因子と足場材料として用い、臨床に即したDFATs自家移植モデル(イヌ)においても評価し,臨床応用に向けたトランスレーショナルリサーチを行う点が本研究における独創的な点である。 もし、これらの課題を克服し、顎骨組織再生治療が実現すれば、次世代に残された課題と言われる広域顎骨組織欠損治療にむけた新たな基盤技術を提供することが可能となり、患者のQOLを大きく向上させる可能性を持つ。
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