研究課題/領域番号 |
17K11870
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 金沢大学 |
研究代表者 |
北原 寛子 金沢大学, 附属病院, 医員 (70507053)
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研究分担者 |
中村 博幸 琉球大学, 大学院医学研究科, 教授 (30542253)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 口腔扁平上皮癌 / 微小管阻害薬 / 口腔癌 / 微小管 / 臨床腫瘍 |
研究成果の概要 |
本研究では、微小管阻害薬であるエリブリン,パクリタキセル,ビンブラスチンの効果を,高浸潤頭頸部扁平上皮癌(OLC01,OSC-19)細胞を用いて検討した.結果,エリブリンがOLC01細胞に対して,パクリタキセルやビンブラスチンよりも高い感受性があることを明らかにした.また,エリブリンの高感受性はTUBB3の発現低下と相関していた.マウスの舌にOLC01を移植し,微小管阻害薬を投与,エリブリンは高い増殖抑制作用を示した. 以上の結果より,エリブリンは高浸潤頭頸部癌に選択的に高感受性を示す可能性が示唆され,エリブリンの頭頸部癌への適応拡大の可能性があると考えられた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
R/M SCCHNに対する薬物療法は手術療法、放射線療法とともに集学的治療の一環として行われてきたが、近年その役割は大きくなってきている.本研究は口腔癌の高浸潤性獲得メカニズムと微小管の関連を解析し,高浸潤口腔扁平上皮癌の克服のための情報提供を目指した.本研究で使用した薬剤はいずれも臨床での使用がすでに承認されていることから、迅速に新しい医師主導の臨床研究へと移行でき,すでに市販されている薬の新しい適応症を発見することで,臨床で使用されるまでの時間が大幅に短縮される可能性がある.
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