研究課題/領域番号 |
17K11898
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
岡安 麻里 東京大学, 医学部附属病院, 助教 (10610941)
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研究分担者 |
大庭 伸介 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (20466733)
北條 宏徳 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (80788422)
菅家 康介 東京大学, 医学部附属病院, 登録診療員 (90779810)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨代謝 / ES細胞 / 骨芽細胞 / 破骨細胞 / ES細胞 |
研究成果の概要 |
本研究では、骨芽細胞から破骨細胞への分化調節機構の理解のため、マウスES細胞を用いた骨芽細胞・骨細胞への分化誘導プロトコールを確立した。誘導した三次元骨芽細胞・骨細胞 と骨髄由来細胞の共培養により、血球系細胞の破骨細胞分化を確認した。また、骨芽細胞の各分化段階における遺伝子発現解析を通して、新たな破骨細胞支持細胞や、破骨細胞制御因子を探索した。以上、本研究によりin virto骨リモデリング確立に向けた洞察と、新規破骨細胞分化制御因子の候補因子が得られた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で確立したマウスES細胞の三次元分化誘導法は、骨芽細胞だけでなく骨細胞への分化誘導を可能にした。これにより、骨芽細胞・骨細胞と破骨細胞のリモデリングをin vitroで再現できる可能性が示された。さらに本研究で得られた新規破骨細胞制御因子の候補は、将来的に研究が進みその効果が実証された場合は、新たな骨疾患治療薬の候補となる可能性を秘めている。
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