研究課題/領域番号 |
17K11911
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
大場 誠悟 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(歯学系), 准教授 (80363456)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 骨再生 / Hap/Col / leptin / hydroxyapatite/collagen / micro-graft / Leptin / 骨造成 / ハイドロキシアパタイト/コラーゲン複合体 / HAp/Col |
研究成果の概要 |
Hydroxyapatite/collagen composite material (HAp/Col)をオス家兎の脛骨に形成した直径6mmの骨欠損に移植したところ、骨欠損と同等のサイズのHAp/Colを移植した場合が最も骨新生が認められた。本材料にmicro-graftを浸漬させた上で移植を行うと、さらに旺盛な骨新生が確認された。 ラットの頭頂骨上に直径8mmの骨欠損を作成し、BMP-2やLeptinをHAp/Colに添加した後、凍結乾燥させた上で移植したところ、良好な骨形成の促進を認めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在のインプラント治療計画は補綴主導型であり、補綴的に理想的な位置にインプラント を埋入することになる。歯を喪失すると歯を支える歯槽骨は吸収するため、インプラント埋入箇所は必然的に必要骨量が不足することとなる。このような場合には骨新生を必要とするが、ブロック骨移植だとドナーサイトが必要となる。比較的よく用いられているHAなどの人工材料は吸収されないために、インプラントと骨の接触を妨げたり、感染のリスクが存在する。本研究で用いたHAp/Colは完全に吸収置換されるとともに、ドラッグデリバリーとしても使用可能であるため、より低侵襲で骨新生が可能になると考えられる。
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