研究課題/領域番号 |
17K11921
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外科系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
生木 俊輔 日本大学, 歯学部, 講師 (70386077)
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研究分担者 |
米原 啓之 日本大学, 歯学部, 教授 (00251299)
古川 明彦 日本大学, 歯学部, 助教 (00731738)
岩田 潤 日本大学, 歯学部, 助教 (20757629)
本田 和也 日本大学, 歯学部, 教授 (30199567)
山岡 大 日本大学, 歯学部, 教授 (60182408)
秀 真理子 日本大学, 歯学部, 助教 (70409100)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 顎骨再建 / デンタルインプラント / 骨造成 / 骨移植 / 軟骨 / 軟骨の骨化 / 骨化 / micro-CT / 歯学 / 口腔外科 |
研究成果の概要 |
チタンメッシュプレートの改良により操作性が向上し前歯部の骨造成が容易となった。上顎前歯部にチタンメッシュプレートを用いた症例で良好な術後経過を得た。術前後のCTX線写真で移植部位の骨造成量を計測したところ,術前骨福は平均3.81㎜,骨造成後骨福は平均7.54㎜であり、平均造成量は3.73㎜であった。チタンメッシュプレートが口腔内に露出した症例は3例だったが,術後感染の兆候は見られなかった。チタンメッシュプレートを用いた上顎前歯部顎骨再建は,賦形性が良好で十分な骨造成が可能でありインプラント埋入に有効であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多くの人は、カリエスや歯周病などにより抜歯されることを経験している。また、歯周病等で骨吸収が生じる症例は多く見られ、腫瘍切除後や外傷などにより顎骨欠損が生じる症例も散見される。歯および顎骨欠損部には義歯・顎義歯、ブリッジ、デンタルインプラント等の人工材料により欠損補綴を行っている。チタンメッシュプレートの操作性が向上し前歯部の骨造成が容易となった。骨造成が容易になったことで、デンタルインプラントの埋入が可能になり、さらに審美的な上部構造物(人工の歯)が装着できることにより、生活の質の向上が得られる。
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