研究課題/領域番号 |
17K11931
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮下 俊郎 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (50746980)
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研究分担者 |
山本 照子 東北大学, 歯学研究科, 名誉教授 (00127250)
井田 裕人 東北大学, 大学病院, 医員 (20746979)
清流 正弘 東北大学, 歯学研究科, 助教 (80510023)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 歯科矯正学 / 歯科矯正用アンカースクリュー / 生体材料 / 金属ガラス |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、Zr基金属ガラスの有効性の検討を行うことである。本研究の成果として、Zr基金属ガラスは高強度、低弾性といった優れた機械的性質の他、高い耐食性と優れた生体親和性を有することが明らかとなった。また、純チタン製インプラントと比較して動揺度は有意に低下し、撤去トルク値は有意に高かった。さらに、組織学的評価において、Zr基金属ガラス製インプラントは多くの新生骨形成が確認でき、生体内の含有金属元素量に異常は認められなかった。以上の結果から、我々が作製した新規のZr基金属ガラスインプラントは生体材料として有用であることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Zr基金属ガラスが歯科矯正用アンカースクリューへ応用されると、サイズが小さくても咀嚼や矯正力などの荷重に対する機能を果たすことが可能であると予測され、インプラントを現在よりも小型化して、歯根に安全で有効性の高い形態への成形が可能となる。さらに固定源としての安定性や安全性が格段に向上することから、種々の不正咬合や年齢への適用範囲を拡げることが可能となり、これまで適用困難とされていた若年者に対する骨格性のコントロールや歯槽骨吸収した老齢者の治療に応用できるという大きな意義を有する。
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