研究課題/領域番号 |
17K11945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 鶴見大学 (2018-2021) 鹿児島大学 (2017) |
研究代表者 |
友成 博 鶴見大学, 歯学部, 教授 (70398288)
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研究分担者 |
國則 貴玄 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (00626666)
八木 孝和 神戸常盤大学短期大学部, 口腔保健学科, 教授 (10346166)
大賀 泰彦 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (40780002)
宮脇 正一 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (80295807)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 矯正用アンカースクリュー / 小児閉塞性睡眠時無呼吸 / 顎整形力 / 歯科矯正用アンカースクリュー / 睡眠呼吸障害 / 歯学 / 歯科矯正学 |
研究成果の概要 |
小児の睡眠呼吸障害に対して顎整形力を用いた矯正治療による上気道の拡大が根本治療として注目されているが、既存の顎整形力を発揮する装置は歯を固定源とするため、歯と歯周組織にダメージを与える可能性がある。私共は、これまで歯科矯正用アンカースクリューの問題となっていた脱落の危険因子を排除した自動埋入型骨固定装置を考案した。本装置は、歯を介さずに直接顎骨に対して顎整形力を付与することが可能であり、歯根や歯胚損傷の危険性が少ないため、小児患者に用いることができる。本研究は、私共の考案した骨固定装置を動物実験で経時的な安定性について検証し、成長期に新たな顎整形力を用いる装置としての臨床応用を検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で検討する動物実験による基礎的検証および臨床的検証は、歯科矯正用アンカースクリュー学の創設や研究基盤を確立する礎として重要であり、学術的根拠のある効果的な矯正治療を国民に提供することが可能となる。 新たな顎整形力を用いた睡眠呼吸障害(SDB)およびその関連疾患の改善は、医科と歯科の隣接領域において歯科が主体となって行う根本療法として期待され、耳鼻咽喉科と呼吸器科の疾患に対して、早期に行う矯正歯科治療の新たな意義を示すことができる。
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