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歯牙種発症に関しての研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K11950
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 矯正・小児系歯学
研究機関北海道大学

研究代表者

菊入 崇  北海道大学, 歯学研究院, 助教 (10322819)

研究分担者 吉村 善隆  北海道大学, 歯学研究院, 准教授 (30230816)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
キーワード歯学 / 次世代シーケンサー / 歯牙腫 / SATB2 / Shhシグナル / 歯の発生
研究成果の概要

遺伝子疾患が疑われる患者の歯科診療において、その責任遺伝子が明らかであれば、診療をより計画的に進めることが可能となる。しかし、疾患を有するすべての患者が遺伝子診断を受けているわけではない。
次世代シーケンサーは、従来型とは全く異なるシークエンシング原理を採用したことにより、ひと昔前では夢物語と考えられていた個人全ゲノム配列の決定を可能とした。我々は,歯牙腫の多発と特徴的な歯の形態異常を呈する患者に対して次世代シーケンサーによる全ゲノム解析により原因遺伝子を同定した。さらに抜去歯から歯髄幹細胞の樹立を行なった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

次世代シーケンサーによる大量配列解析は、臨床診断において多くの有益な情報を与えてくれる。本症例では、臨床的にも希な歯牙腫の多発と特徴的な歯の形態異常を含むものであり、その原因遺伝子がSATB2であることを特定することが出来た。口腔内に未報告の表現型を有する症例が存在している可能性は高く、口腔内に特徴的な所見を有する患者の原因遺伝子の同定に次世代シーケンサーによる解析が有効であることが示された。
また、歯髄幹細胞の解析から、SATB2は歯の発生において重要な役割を果たしていることが強く示唆された。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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