研究課題/領域番号 |
17K11951
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
八若 保孝 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (60230603)
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研究分担者 |
中村 光一 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (50580932)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 歯学 / 乳歯 / 根管治療 / 根管洗浄 / 水酸化カルシウム製剤 / pH / 歯根吸収 / セメント質 / 小児歯科 |
研究成果の概要 |
根管治療において、超音波を用いた根管洗浄方法および水酸化カルシウム製剤の貼薬が、複雑な乳歯根管系の制御に重要な要素であることが把握された。 ラットを用いた動物実験系において、臼歯の歯根外部吸収モデルを構築し、歯根吸収に対する水酸化カルシウム製剤の効果を組織学的に観察した。水酸化カルシウム製剤の効果により、歯根外部吸収は抑制されること、セメント質の添加が生じることが明らかになった。これは、歯根吸収部の修復機構発現の一つと考えられた。細胞培養系においては、歯根吸収モデルを作製することができたが、再現性の問題から、水酸化カルシウム製剤の効果を検索するところまでは至らなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
乳歯の根管治療は、その複雑な根管系により難しいといわれている。今回の研究成果により、難しいといわれている乳歯根管治療の予後向上の可能性が示された。小児における齲蝕は減少傾向にあるとはいえ、根管治療が必要となる重篤な齲蝕や外傷は存在しており、健全な成長発育を理想とする小児において、口腔機能の維持増進は重要な点の一つである。この口腔機能の維持増進は、健全な歯、歯列、咬合が必須であり、その点からも、大きな意義を有する結果となった。
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