研究課題/領域番号 |
17K11964
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
矯正・小児系歯学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
武元 嘉彦 鹿児島大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (70452943)
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研究分担者 |
岩崎 智憲 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 准教授 (10264433)
山崎 要一 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (30200645)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 小児 / 嚥下 / 摂食 / 呼吸 / 咀嚼 / 口唇閉鎖不全 / 口腔機能 / 嚥下動作 / モーションキャプチャ / 三次元動作解析 |
研究成果の概要 |
近年、様々な原因による口唇閉鎖不全のために「咀嚼して嚥下する」という一連の口腔機能の発達に支障をきたしている子どもが増えている。また、食育の観点から小児期では口腔機能の発達状況に応じた支援が推奨されている。そこで咀嚼から嚥下までの口腔機能を客観的に評価し、口唇閉鎖不全から誘発される異常な咀嚼・嚥下動態の関連性を探った。その結果、呼吸が摂食嚥下に密接に関わることが明らかになり、呼吸に関する研究も並行して行い、アデノイド、口蓋扁桃肥大、鼻閉の影響を明らかにできた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で、小児期の食育の観点から「子どもたちが上手に食べる」ための口腔機能の発達支援ができるだけでなく、呼吸障害に基づく口唇閉鎖不全と口腔機能が関連する知見は歯科医が関連医療職と連携する機会を広げることに繋がる。さらに、小児期から正常な口腔機能の獲得へ導くことは老年期の口腔機能低下の予防にも貢献し、誤嚥性肺炎や生活習慣病が減少するものと推察されるので、年々増加している医療費を削減する一助になることが期待できる。
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