研究課題/領域番号 |
17K12008
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
渡辺 朱理 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 助教 (80585026)
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研究分担者 |
横田 憲治 岡山大学, 保健学研究科, 教授 (00243460)
苔口 進 岡山大学, 医歯薬学総合研究科, 准教授 (10144776)
松山 美和 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(歯学域), 教授 (30253462)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 在宅歯科医療実施環境 / メチシリン耐性ブドウ球菌 / 病原細菌汚染状況 / 保菌状況調査 / ATP測定法 / 口腔衛生管理 / 地域在住高齢者 / 感染予防対策 / 手指爪衛生評価 / 口腔レンサ球菌 / 吸い飲み / 歯学 / 感染症 / 微生物 / 在宅歯科医療環境 / 感染制御 |
研究成果の概要 |
要介護高齢者や易感染性患者を対象とした在宅歯科医療の機会が増え、歯科医院とは異なる周辺環境の感染予防対策の整備および確立は急務な課題である。本研究の目的は、在宅歯科医療環境の汚染状態と在宅高齢者の口腔病原細菌の生息状況を調査することである。市中感染型メチシリン耐性ブドウ球菌が口腔内でも生息していることが認められ、その動向に注意が必要である。環境清浄度調査に用いられるATP測定法は、口腔内細菌数を測定することが可能であり、口腔衛生状況の評価に繋がることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
唾液には院内感染病因細菌や新型コロナウイルスも多量に含まれ、歯科治療や口腔ケアの際には患者からエアロゾル飛沫の暴露リスクが非常に高い。歯科医院と比べ感染対策が十分でない在宅歯科医療実施環境における危険性についても言及したことは時宜を得て社会的意義がある。特に感染リスクの高い高齢者を対象とした口腔衛生管理の感染予防対策にも繋がるATP測定法はエビデンスに基づく1つの有力な指標として学術的意義がある。
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