研究課題/領域番号 |
17K12024
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
内山 敏一 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (60419760)
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研究分担者 |
有川 量崇 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (50318325)
Bhawal Ujjal 日本大学, 松戸歯学部, 助教 (50433339)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 唾液分泌障害予防機序 / 低出力レーザー / LPLI / ドライマウス / 唾液分泌障害 / レーザー |
研究成果の概要 |
唾液腺を主病変とする慢性炎症性疾患は、唾液分泌障害と共に全身障害も進行する。本研究は、低出力レーザー照射(LPLI)による唾液腺n遺伝子発現の変化を網羅的にトランスクリプトーム解析し、更にパスウェイデータベースを応用し、光線治療法の作用機序を探索した。LPLIは、糖尿病ラットにおいて、インスリンレベルを変えずに高血糖値を有意に減少させた。加齢マウスや自己免疫疾患症状のマウスモデルを用いて、唾液分泌障害に関与する転写因子-miRNA発現制御機構を明らかにさせた。解析より、加齢制御に関わる転写因子とmiRNAの組合せが多数特定され、miRNAの異常発現が唾液腺の加齢に関連していることが示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
糖尿病は、歯周病や唾液分泌障害のリスクを上げ、嚥下障害や誤嚥性肺炎の発症を招くなど、さまざまな病態を形成し患者のQOLを著しく低下させる。本研究により唾液分泌障害の修復機構の詳細が明らかになれば、唾液腺組織のバリア機能改善効果の検証や治療薬の開発が可能となることに加え、精度および特異性の高い診断にも応用できることが予想されるため、社会的にきわめて意義のある研究と思われる。
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