研究課題/領域番号 |
17K12038
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
下地 伸司 北海道大学, 歯学研究院, 助教 (30431373)
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研究分担者 |
藤澤 俊明 北海道大学, 歯学研究院, 教授 (30190028)
後藤 まりえ 北海道大学, 大学病院, 助教 (40374540)
竹生 寛恵 北海道大学, 大学病院, 助教 (40609103)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 自律神経活動 / 交換神経活動 / ストレス / 歯周基本治療 / 印象採得 / アロマテラピー / 音楽鎮静法 / 交感神経活動 / 歯科恐怖症 / 心拍変動解析 / 精神鎮静法 |
研究成果の概要 |
研究者らは、これまでに歯科治療時の全身状態の変化をリアルタイムに評価する自律神経活動モニターシステムを開発し、それを用いた研究により健全な若年成人ボランティアではポケット検査、スケーリングおよび局所麻酔時などを行った際に実際の歯科治療時よりもその開始前などに強いストレスを受ける可能性が明らかにし、安心・安全な歯科治療を行うためには精神的なストレスの軽減が重要と考え、簡便な精神鎮静法の歯科治療時の有効性について検討を行った。 その結果、これまで検討してきた歯周治療のみならず補綴治療においても精神的ストレスの影響が大きいこと、その軽減に音楽鎮静法やアロマテラピーが有効なことが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
我が国は超高齢社会を迎え安心・安全な歯科治療を行うことの必要性が増加している。そのためには、歯科治療時の精神的ストレスを簡便な方法で減らすことが重要である。本研究の結果からリラックス効果が高いと考えられている音楽(音楽鎮静)やアロマ(アロマテラピー)を歯科治療時に使用することで精神的ストレスを減らせることを学術的に明らかにした。 これらの簡便な精神鎮静法は、一般歯科外来でも応用が容易なため、広く普及しやすいものと考える。
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