研究課題/領域番号 |
17K12042
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
竹山 雅規 新潟大学, 医歯学総合病院, 講師 (10397135)
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研究分担者 |
丹原 惇 新潟大学, 医歯学系, 講師 (10636228)
高橋 功次朗 新潟大学, 医歯学総合病院, 助教 (40736625)
齋藤 功 新潟大学, 医歯学系, 教授 (90205633)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 閉塞性睡眠時無呼吸 / Polysomnography / 側面セファログラム / 性別 / 年代別 / 男女差 / 年代差 / 矯正治療前後 / リスク予想 / 睡眠検査 / シミュレーション |
研究成果の概要 |
本研究において男性の方が女性よりも閉塞性睡眠時無呼吸(OSA)の重症度は高い傾向にあることが示された。さらに、男性でも50歳を超え高齢化するに従いOSAの重症度が高くなる可能性が示唆された。男性においては女性よりも、加齢による顎顔面領域の形態変化がOSAの病態により大きく関与していることが示唆された。また、男性OSA患者においては顎顔面形態やBMIなどが主に関与していると考えられるが、女性OSA患者においては、今回の分析項目以外の要因も関与している可能性がある。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
OSAに対する現在の治療および検査体系はおもに男性患者を主体に確立したものであるが、今回の結果から、男女間、さらに年代間でもOSAの病態は異なっていることが示され、今後OSAに対する治療については、性別や年代による要因の差に配慮した検査方法や治療法を模索する必要がある。 今回の研究結果から舌骨の低位がOSAの重症化に関与することが示されたことは、今後、舌骨や舌が低位であるOSA患者に対してContinuous positive airway pressureや口腔内装置などの標準的な治療法に加えMyofunctional therapyを適用する根拠となる。
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