研究課題/領域番号 |
17K12051
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
岩下 洋一朗 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 助教 (70168566)
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研究分担者 |
田口 則宏 鹿児島大学, 医歯学域歯学系, 教授 (30325196)
作田 哲也 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (20284888)
古川 周平 鹿児島大学, 医歯学域鹿児島大学病院, 助教 (70792505)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 非言語コミュニケーション / 言語・非言語統合分析 / 医療コミュニケーション / 教育支援 / 3Dセンサー / 非言語的コミュニケーション / 3Dセンサ / 言語・非言語 |
研究成果の概要 |
3Dカメラを利用して,医療コミュニケーション教育時の非言語行動を数値化し,質的分析である会話分析と統合分析できるシステムを開発した。研修歯科医と模擬患者の会話,身体の動きおよび表情を分析し,言語・非言語コミュニケーションの関係を定量的に明らかにすることを目指した。MicrosoftのKinectセンサー用開発プログラムを用いて,センサーからのデータを会話分析ソフトELANへ転送し解析することができた。このシステムにより研修歯科医と模擬患者の相互作用に注目し、両者のうなずきの角度の相関について検討した。その結果、高評価群の角度の相互相関関数の最大絶対値は低評価グループより小さい傾向があった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで非常に高価な装置を用い、被験者に負担を強いていた分析研究が、本方法を用いることにより安価で負担の少ない装置で情報量が飛躍的に広がり、会話に伴う動作、表情の変化を定量化することによりコミュニケーション能力をより客観的、多面的に調査することができ、客観的な指標に基づくフィードバックを行うことでより有効な教育が可能になる。
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