研究課題/領域番号 |
17K12061
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
遠藤 眞美 日本大学, 松戸歯学部, 講師 (70419761)
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研究分担者 |
岡田 裕之 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (70256890)
野本 たかと 日本大学, 松戸歯学部, 教授 (80246925)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 口腔ケア / 終末期患者 / 死生学 / 死生観 / 終末期歯科医療 / 歯ブラシ / 緩和ケア / 死生学教育 / 機能評価 / 評価モデル / 終末期 / 終末期医療 / プロフェッショナリズム / 歯学教育 / 口腔粘膜 / アセスメント / 要介護者 |
研究成果の概要 |
本研究は,口腔ケアを通して終末期患者のQOLやQODに寄与できるような口腔ケアプランの立案を可能とするために口腔擦過細胞診を用いた口腔内状態の客観的評価法の確立および評価表の作成,終末期患者に効果的な専門的口腔ケアを提供できる人材育成に向けた歯科医療者を目指す学生の死生観,終末期医療に関する知識や意識等の把握を行い,技術および意識向上に向けた教育の必要性の検討が目的であった。しかし,新型コロナウイルス感染症蔓延によって,口腔内状態の客観的評価の確立は遂行できなかった。 そこで,効果的な口腔ケアの環境整備としてEBMに基づいて歯ブラシが選択できるように,歯ブラシの機能を評価を追加した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
終末期における口腔ケアは QOL(Quality of Life)や QOD(Quality of Death)に重要なことが報告され,歯科医療職による専門的口腔ケアが行われるようになってきた。 そこで,口腔ケア実施に向けた口腔内の客観的評価法の確立,人材育成を目的に歯科医療職を目指す学生の死生観,終末期医療への意識や態度に影響する要因の検討,口腔ケア用具の選択基準の確立を試みた。新型コロナウイルス感染症蔓延に伴い,全項目を明らかにすることはできなかったが,本研究で得られた結果を組み合わせることで終末期患者への効果的な口腔ケアの実現に寄与できる可能性が示唆された。
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