研究課題/領域番号 |
17K12068
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会系歯学
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研究機関 | 大阪歯科大学 |
研究代表者 |
吉川 美弘 大阪歯科大学, 歯学部, 講師 (70434793)
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研究分担者 |
池尾 隆 大阪歯科大学, 歯学部, 教授 (40159603)
岡崎 俊朗 石川県立大学, 生物資源環境学部, 客員教授 (40233308)
吉澤 達也 熊本大学, 大学院生命科学研究部(医), 准教授 (40313530)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 破骨細胞 / 骨代謝 / スフィンゴ脂質 / スフィンゴミエリン合成酵素 / 骨 / スフィンゴミエリン / 細胞膜 / 細胞・組織 |
研究成果の概要 |
本研究は糖尿病と歯周病の関連性を明らかにするために、糖代謝に大きく影響を及ぼすスフィンゴ脂質に着目した。今回の実験でスフィンゴ脂質の一つであるスフィンゴミエリンを合成する酵素は破骨細胞の分化を調節することが明らかとなった。今回得られた結果は、糖脂質代謝にスフィンゴミエリンが大きくかかわっていることから、スフィンゴ脂質が糖尿病と歯周病の相互作用に影響を及ぼす可能性が示唆された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年の肥満症、メタボリックシンドローム患者の急増によって、インスリンを中心とした内分泌・エネルギー代謝の研究は世界中で盛んに行われており、申請者らは骨から産生するホルモンが糖脂質代謝に重要な役割をすることを明らかにするなど、骨組織を中心とした多臓器間ネットワークによる生理機能調節機構を明らかにしてきた。今回の結果はスフィンゴミエリンをターゲットにした糖尿病患者の歯周病治療応用へと展開する可能性が示唆された。
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