研究課題/領域番号 |
17K12077
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 富山大学 |
研究代表者 |
八塚 美樹 富山大学, 学術研究部医学系, 教授 (00293291)
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研究分担者 |
門林 道子 日本女子大学, 人間社会学部, 研究員 (70424299)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | ケアの本質 / 相互作用 / ハンセン病 / 看護の本質 / ライフストーリー / ケア / 聞き書き |
研究成果の概要 |
看護師の人間関係や相互作用の観点から、成長と自己実現を助ける看護につながるケアの本質を明確にすることを目的に、ハンセン病療養所に長年勤務した経験のある看護師とその看護師と繋がりのある同僚看護師にインタビューをした。 結果、ケアを提供する者と提供される者との相互作用を高めるために、ハンセン病を取り巻く社会的環境を念頭に置きながらも看護師-療養者関係を超えて、苦悩するひとりの人間として向き合っていた。敬意と愛ある関心、無知の姿勢で対峙し、常に苦悩する人から学んでいた。ケアは、施設の生活を中心に行われていたが、施設以外の生活にも及んでいた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
看護師の人間関係や相互作用の観点から、成長と自己実現を助ける看護につながるケアの本質を明らかにすることである。ハンセン病療養所に長年勤務した経験のある看護師とその同僚看護師にライフストーリーインタビューをおこなった。結果、相互作用の質を高めるために、ハンセン病を取り巻く医療や社会的環境を念頭に置きながらも、療養する者の語る物語りに関心を寄せ、ともに歩み、自らも学ぶ姿勢が示唆された。
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