研究課題/領域番号 |
17K12080
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 宮崎大学 |
研究代表者 |
吉永 砂織 宮崎大学, 医学部, 准教授 (50560596)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | におい / 記憶想起 / 自律神経 / 感情 / 匂い / 主観的感覚 / 自律神経活動 / 表情筋活動 / 療養環境効果 / 看護技術 / 療養環境 |
研究成果の概要 |
本研究は、個々の生活歴から導かれた良質体験から、生活にある快でかつ情動性の高い“匂い”について探索し、個々が持つ匂いの療養効果を見出すことを試みた。生活状況や環境をイメージする匂い環境情報には、「幼いころ(過去)の生育環境」や「季節」、「ライフイベント」に関する情報が主に含まれていた。想起エピソードに対する印象の違いによる、生理的反応や表情筋電位トポグラフィによる特異的な電位変化を観察することはできなかったが、過去の記憶を想起した、主観的感覚への作用が強いことが考えられた。この事から、生活に近い匂い環境の創出は、主観的感覚を作用した療養効果を見出す可能性が考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
個人の生活史を考慮した匂いを用い療養環境を創出することは、早期に主観的感覚への作用効果を期待できることを見出した。この事は、看護実践で用いる匂い選択への示唆となるだけでなく、療養環境へオーダーメイド的な付加価値の創出が期待できる。
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