研究課題/領域番号 |
17K12087
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 富山県立大学 |
研究代表者 |
岡本 恵里 富山県立大学, 看護学部, 教授 (20307656)
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研究分担者 |
竹内 登美子 富山県立大学, 看護学部, 教授 (40248860)
長江 美代子 日本福祉大学, 看護学部, 教授 (40418869)
青柳 寿弥 富山県立大学, 看護学部, 准教授 (40622816)
鈴木 聡美 三重県立看護大学, 看護学部, 講師 (80442193)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 看護倫理 / 教育プログラム / eラーニング / 継続教育 / ICT / ブレンディッドラーニング |
研究実績の概要 |
本研究では、看護職(保健師・助産師・看護師)を対象としたICT(information and communication technology)を活用した看護倫理教育プログラムの開発を目指した。 研究スタート段階では「集合授業5回、eラーニング10回程度」の研修プログラムであったが、COVID-19の影響を受けて全てをeラーニングで行うことにした。プレテストを実施しながら研修内容の見直しを繰り返した結果、5つのコンテンツに補助教材を追加する構成でeラーニング教材を作り替えた。コンテンツでは学習項目ごとにミニテスト形式の回答を要求し、その正誤をフィードバックすると共に、誤答の場合はヒントを示すプログラムを組み込み、途中で学習を挫折することがないように工夫した。各コンテンツでは、学習者が画面を見ながら自ら学ぶ方法に加え、講師によるミニレクチャーや本題への関心が高まるようなコラムも組み入れ、学習に飽きないよう工夫した。 学習効果の評価方法に関しても、当初計画では学力評価は中間と最終時に実施する予定であったが、全てをeラーニングで行う方式に変更したことから、各コンテンツ終了後に実施する方法で内容を修正した。パフォーマンス評価はeラーニングの性質上断念し、達成度評価は5つのコンテンツに合わせた内容および全体評価で構成し、5段階評価を設定した。加えて本研修プログラムに対する満足度や改善点の要望などを調査するシステムを組み入れた。学習者個々の学習履歴や、コンテンツ全体のアクセス数などのログ管理についても検討を加え修正した。 これまで研究進捗の遅れが続いたことから、全てのデータ収集は終えられていないが、引きつづき学習者の支援をしながら進めていく。
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