研究課題/領域番号 |
17K12094
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 東京医療保健大学 (2021-2023) 公益財団法人東京都医学総合研究所 (2018-2020) 昭和大学 (2017) |
研究代表者 |
笠原 康代 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (00610958)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 医療安全 / 安全教育 / 基礎看護学 / リスク知覚 / ICT / 看護技術 / ハザード知覚 / 看護教育 / 患者教育 / 教育 / 看護師 / インシデント / 安全人間工学 / 看護 / 成長・発達段階 / テキストマイニング / 要因 / 危険予測 / 医療安全教育 / 看護学生 |
研究成果の概要 |
近年、看護基礎教育課程では学生の卒業時の技術獲得レベルが低いことが問題視され、医療安全に影響する課題となっている。また、COVID-19に伴う看護学実習への影響とSociety5.0時代の到来により、看護実践能力の効果的な修得を目指した情報通信技術(ICT)の活用が推奨されている。しかし、教育機関では未だ授業デザインを模索している状況にある。 そこで本研究では、基礎看護学と医療安全教育の一環として看護学生の安全な基礎看護技術の修得を支援し、客観的に評価できるICT教材を開発した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の学術的意義は、基礎看護学とヒューマンファクターズの専門知識を統合させたICT教材を開発したという点だ。日本の看護基礎教育課程における技術教育は、事前に教科書や動画で学習してから演習や実習に臨む反転授業で行われる。しかし、学生は教科書や動画を無意識に眺め、実際は何もできない状況が散見される。単調で長時間な作業は人的信頼性が下がり、記憶定着の観点から非効率的である。 今回開発した教材は対象が能動的に学べるよう工夫し、リスクとリスク回避行動を意味づけし、反復学習もできる。ICT教育がの整備が急務な中、看護技術を能動的に、いつでも繰り返し学習でき、評価できる教材開発は社会的意義として大きい。
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