研究課題/領域番号 |
17K12110
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎看護学
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研究機関 | 福井大学 |
研究代表者 |
礪波 利圭 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (10554545)
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研究分担者 |
長谷川 智子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (60303369)
小笠原 映子 高崎健康福祉大学, 保健医療学部, 教授 (40389755)
村松 芳幸 新潟大学, 医歯学系, 教授 (80272839)
上原 佳子 福井大学, 学術研究院医学系部門, 教授 (50297404)
北野 華奈恵 福井大学, 学術研究院医学系部門, 講師 (60509298)
出村 佳美 福井大学, 学術研究院医学系部門, 助教 (30446166)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | COPD / 家族 / 在宅 / プログラム / 支援プログラム |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、COPDと診断され治療を受けている患者と共に生活を共にする家族の支援に向けてのプログラムの構築を行うことであり、COPD患者の家族に対して調査を行うことを検討していた。しかし、患者の家族から疾患特有の症状以上に慢性呼吸器疾患に共通する「呼吸苦」に対して特有の思いが聞かれたため、呼吸不全となり在宅酸素療法を受ける患者の家族を対象として研究を進めた。その結果、患者の家族は呼吸苦に対して「いつものこと」として捉えていることが明らかとなった。また家族は急変時の対応や在宅酸素療法を行ってることで、施設への入所が困難なことから、将来に対しての不安を持っていることも明らかとなった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で得られた成果は、COPDをはじめとする慢性呼吸器疾患患者の家族の思いの一端を明らかにしたことである。今回の結果を基に、COPD患者の家族に対して、早期から呼吸困難時の対処法や、急性増悪防止のための支援策、医療従事者や福祉関係者に対して慢性呼吸器疾患により在宅酸素療法を受けなければならない状態の患者に対しての支援の方法についてを周知していく必要があると考える。
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